◆ 当牧場で使われている駆虫剤、ビタミンA剤、etc・・・ ◆
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素畜導入時、最初に行うのが寄生虫の駆除です。 (イベルメクチン)を背中に適量掛けてあげると皮膚に着いているダニの駆除や体内の寄生虫の駆除までできるすぐれものです。一頭々別の農家で飼われていた牛達・・・、悪さをする虫達は最初に退治しておきます。 子牛たちはほとんどが遠い市場から運ばれてきます。他の牛達との馴れない生活が始まるので体は大きくても気の小さな牛達にとって大変なストレスがかかります。そこでビタミンA(ビタラップ)を補給してあげます。 |
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和牛肥育はほとんどが建物の中で行われます。桝(フィールド)飼いされるので不足する栄養素があります。それを補充するために優れたサプリメントを使っているのですが、自然のきれいな腐葉土(広葉樹の下の土)は体調を整える栄養素が多く含まれています。 アフリカゾウが良質な土を求め、その為に長い距離を移動することは知られています。
★土手草・雑草を見直そう 私のところでは特別な草地はありません。 しかし小さな畑に牧草をまいてあります。雑草も混ざっている草は市販の牧草と一味違い牛達は喜んで食べます。 自然で育つ牛はこのような草をたくさん食べるのでしょうね! わずかな場所なので運動を兼ね草刈機で刈り、手で束ねるのですが牛の喜ぶ顔を見るとこちらも嬉しくなります。 (^^♪ |
★寒中では牛さんたちはお湯を飲んでいます(^_^)/)。
長野県の冬(寒中)はとても厳しくマイナス10度以下になる日があります。そのため配管の凍結防止と牛さんのお腹の調子を整えるために温度調整したお湯を循環させています。
水が冷たくないので餌の食べも落ちませんし尿石の心配もありません。
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◆ 当牧場のペット・・・!?◆
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★猫と犬は24時間SECOMしてくれますよ。 私の牧場の犬と猫は小さな従業員であり牛と人間に癒しを与えてくれる家族です。 3代目の番犬?チャロ・・・。今の犬は保健所で里親探しで保護されてたのをインターネットで見つけ譲り受けました。人間が大好きで番犬には不向きな犬です(^_^)/ そして野良猫のオスがつれてきた、生まれたての子だった”のら”とその子ども達。 (”のら”はスポイトでミルクを与え何とか育ってくれた、想い出深い賢い猫でした) 最近、里山でも野獣が多くなってきています。狐・狸・狢・・そしてつい最近牛舎の周りで鹿の親子を見かけるまでになりました。野獣、野鳥は牛舎に入り込めば悪い病原菌も持ち込む危険性もあり、犬が居る居ないでは大違いです。2代目の犬が老衰で居なくなり2ヶ月間牛舎に犬が居なかったとき周りに変なフンがあったのですが今では見かけなくなりました。 また、猫が居るおかげでねずみも見かけなくなり、なによりも積まれたワラにネズミの巣やネズミのフンがなくなりました。 賢い"のら"は牛舎に入り込む野鳥も追い払ってくれます。(今までに野鳩を捕まえ取ったところを3回も目撃している。) ねずみによる電気の漏電は木造の牛舎にとっては火災の心配がありますからね。 猫たちは知らない人が近づくと姿を隠し、私たちの姿が見えると擦り寄ってくるのです。 私のところでは2〜3匹くらいでちょうどいいみたいです。あくまでも増えすぎないように適切に避妊もお忘れなく!、そして餌を十分過ぎるほど与えないこと (ねずみを取らなくなりますよ(^_^)/) わずかな餌代で効果は絶大! 牛にとっても猫や犬はペットの存在になっているようです!! (一石二鳥ですね・・・V) ![]() |
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